フリーランスになったら最初に見直すべきお金のこと

◆ 独立したら「稼ぐこと」と同じくらい、お金の管理が大切

リーランスになると、収入の上限は自分次第になります。

一方で、会社員時代には会社が行ってくれていた税金や社会保険の手続き、お金の管理はすべて自分で行うことになります。

「売上はあるのに、お金が残らない」
「確定申告の時期になって慌てた」

こうした悩みは、独立したばかりの方によくあります。

だからこそ、最初に整えたいのは「稼ぐ仕組み」だけでなく、「お金の仕組み」です。

◆ まずは「事業のお金」と「生活費」を分ける

最初にやっておきたいのは、お金の管理をシンプルにすることです。

おすすめは、少なくとも次の3つに分けること。

・事業用口座
・生活費用口座
・税金・社会保険料を積み立てる口座

売上が入ると「使えるお金が増えた」と感じがちですが、その中には税金や社会保険料も含まれています。

あとから慌てないためにも、「先に分ける」習慣をつけましょう。

◆ 売上=自由に使えるお金ではない

会社員と大きく違うのが、税金や社会保険料が後から請求されることです。

所得税、住民税、国民健康保険料、国民年金保険料などは、自分で支払う必要があります。

そのため、売上をそのまま生活費に使ってしまうと、納税時期に資金不足になることもあります。

目安としては、売上の20〜30%程度を別に確保しておくと安心です。

◆ 青色申告は早めに準備する

フリーランスになるなら、青色申告を検討する人も多いでしょう。

一定の条件を満たせば控除を受けられるメリットがありますが、そのためには日頃から帳簿をつけることが大切です。

「年末にまとめてやればいい」と思うと、確定申告は一気に大変になります。

会計ソフトなどを活用し、毎月少しずつ記録する習慣をつけるのがおすすめです。

老後資金も自分で準備する時代

会社員は厚生年金がありますが、フリーランスは原則として国民年金になります。

そのため、老後資金も自分で準備していく必要があります。

iDeCoやNISAなどを活用し、早いうちから少額でも積み立てを始めることで、将来の安心につながります。

◆ 生活防衛資金は会社員より多めに

フリーランスは収入が毎月一定とは限りません。

仕事が減る、入金が遅れる、体調を崩して働けないなど、会社員より収入が不安定になる場面もあります。

だからこそ、生活防衛資金は会社員より少し多めに準備しておくと安心です。

目安は生活費の6〜12か月分。

余裕があることで、焦って条件の悪い仕事を受けずに済むというメリットもあります。

◆ FPからのまとめ

フリーランスになったら、最初に整えたいのは「お金の流れ」です。

・事業と生活のお金を分ける
・税金・社会保険料を先に取り分ける
・青色申告の準備をする
・老後資金の積立を始める
・生活防衛資金を確保する

自由な働き方を長く続けるためには、お金の土台づくりが欠かせません。

「稼ぐ力」と同じくらい、「守る力」も身につけていきましょう。

◆ 家計相談のご案内

「独立したばかりで、お金の管理に不安がある」
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そんな方は、現在の状況に合わせて、お金の流れや将来の資産形成を一緒に整理します。